2020-03-23 第201回国会 参議院 予算委員会 第13号
そこで取りまとめられた勧告に沿って、健康危機に対するWHOの組織及び資金面での対応を強化するため、健康危機プログラム及び緊急対応基金が設置をされました。これらは現在の新型コロナウイルスの対応においても中心的な役割を担っていると、このように思います。
そこで取りまとめられた勧告に沿って、健康危機に対するWHOの組織及び資金面での対応を強化するため、健康危機プログラム及び緊急対応基金が設置をされました。これらは現在の新型コロナウイルスの対応においても中心的な役割を担っていると、このように思います。
議員御指摘のとおり、二〇一四年に西アフリカで流行したエボラ出血熱へのWHOの対応が遅れたことへの批判を踏まえまして、WHOの中で組織及び資金面での対応を強化するための改革が進められまして、その一環として、WHO緊急対応基金、あるいはWHO健康危機プログラムが設立されております。
厚生労働省としても、近年、国際保健分野への貢献を強化をしておりまして、WHOに対しましては、二〇一五年に設置をされた緊急対応基金、ここへ約十二億円を拠出をいたしました。
二つ目は、先ほどお話もありましたけれども、公衆衛生危機のときに初動に必要な資金をプールするということで、緊急対応基金、CFEというのをつくりました。 それから三つ目は、今御指摘がありましたように、WHOの国際保健規則、これの基礎的な機能というのを多くの国は満たしていないということで、これは外務省とも御相談をしながら、二国間も含めて支援をしていきたいというふうに思っております。
このパンデミック緊急ファシリティーの準備を、世界銀行、現在取り組んでおりまして、WHOが有しております疫学的な知見も活用し、そして、先生からのお話がございましたWHOの緊急対応基金との相互補完性の確保という点も踏まえまして、WHOとの緊密な連携の下に、伊勢志摩サミットの機会にこの緊急ファシリティーの立ち上げということを目指して、現在制度設計の最終的な詰めを行っているという状況でございます。
また、今年八月、今般の干ばつが北朝鮮の農業生産に影響を与えており、北朝鮮の人々の健康、栄養及び衛生状況が悪化しているという、こうした判断の下、そこにございます国連中央緊急対応基金、ここが六百三十万ドルの緊急支援を行ったというふうに承知しております。